大典太光世
2020年 1月 9日 09:00
大典太(おおてんた、おおでんた)は、平安時代後期に作られたとされる日本刀(太刀)。1957年に日本の国宝に指定される。国宝指定名称は「太刀 銘光世作(名物大典太)附 革包太刀拵」(たち めい みつよさく めいぶつおおでんた つけたり かわづつみたちごしらえ)。天下五剣の一振りに数えられているが、それがいつからかは明確ではない 永保(1081-1084年頃)の筑後三池(現在の福岡県大牟田市三池)出身の刀工初代典太光世によって作られた唯一の在銘の太刀 室町幕府将軍の足利義昭が豊臣秀吉に贈られ、その後前田利家に贈られたとされる 現在は前田家に伝わった文化財を保存・管理する前田育徳会が所蔵している